
今月の一枚
JUNE

ミラノの街角 カラフルな家
11×19cm (18.3×25.7cm )黒紙 クレパス画
(C) Mikako Watanabe
通りを一筋歩くだけで、
いったい何枚写真を撮ったことでしょう?
そしてその一軒一軒の普通のおうちの中が
みなモデルルームみたいに常に美しく整っているなんて・・・!
イタリアの美意識の根源を
日常感覚で体感できた旅
私にとってこの5月は、
これまで生きてきた62年の年月への
まさにご褒美といえる贅沢な一カ月でした。
前半はミラノとパリの旅、
中盤は新しいタイプの絵のお披露目も兼ねた個展
そして後半は体調不良による休養と教室
体調不良での休養は想定外で、
周りの皆様にもご迷惑おかけしてしまいましたが、
それもこれからの年齢を考えると
常に想定しておかなければならないことへの予行演習、
と思えば貴重な経験
今回のミラノの旅は、
企画展への参加と風景取材というふたつ柱の中、
往復の飛行機と宿泊場所で長年の夢を実現させることができたのが
私にとっての大きな収穫でした。

(チエアートギャラリーの外観/作家集合/美香子と作品)
今回の旅については、お伝えしたいことがいっぱい!
現地からはフェイスブックとインスタで発信していますが
詳細については、おいおいまとめていきたいな、と思っています。
(ブログは、スマホから自分のアカウントに入ることができず
更新がままならず)
現地での取材は、ローカル電車を利用してひたすら歩き回る、という
いつもながらのローコストでしたが、
自分で好きなところへ行って、自由に時間が使えるというのは
ツアー旅行では実現できない醍醐味、
本当に充実していました。

ドォーモ

レッコ

ミラノの家 リビング

ボローニャ 市庁舎からの眺め

ミラノ 街並み
作品展示に関しては、何人もの方から取材先のアドバイスくださって
私が空想で描いてきたのはイタリアの風景だったのか?
と思ったほど。
実際にお話ししたのは、在イタリアの日本人の方、
それも女性がほとんどでしたが
海外で暮らすことを決めた人たちの力強い生き様を
垣間見ることができたのが何よりの収穫でした。
依頼を受けていた仕事が帰国後キャンセルになる、という
大どんでん返しもありつつ、
それがなかったらそこを訪れる機会もなかったことを思うと
それもまた必然か、と肯定的に捉えることができて
久々の海外、100点満点の旅でした。
さて、6月は、
4月にグランフロント大阪内にオープンしたばかりの
新しいギャラリー、UMEKITA HOKUSHI GALLERYで
版画特集展があります。
紀伊国屋書店の一角、
レストラン階からエレベーターを降りてきたらちょうど目に入る
いい場所にあるので、大阪駅、梅田周辺にお出かけの際は
ぜひお立ち寄りください。
私は、6/17(土)14〜17時 というピンポイントでの在廊になりますが
お時間合わせて
遊びに来ていただけたらうれしいです。
6月は、5月に充電したことをどんどん形にしていくぞ、と
意欲に燃えています。
外は梅雨、仕事場に籠ってがんばります(#^^#)
では、6月もどうか健やかに過ごせますように。。。。
2023.6.1
渡辺美香子

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